サレンダー

深夜二時 信号待ちを する君は

                          別の何かを 待っている

 

乗り物酔いが激しくて、バイトに向かうバスや電車の中で本を読んだりスマホをみたりできない自分

 

風景に目を凝らしてみたり

そこからぽわぽわと思考を飛ばしてみたり

そういう時間って大事だなって思うわけです

 

別に負け惜しみじゃないよ

気持ち悪くなること無く本を読めたらどんなにいいだろう…とよく思うけど

負け惜しみじゃないから

 

 

冒頭の五七五七七はそんなときに思い浮かんできたもの

 

深夜二時、車もバイクも歩行者もいなくて、信号だけが煌々と光り輝いている

君はボタンを押して

木々を染める赤がやがて青になるのを待っている

 

車もバイクもいない、バスだってとっくに最終を終えている

 

君は何を待っているの?

赤に照らされた横顔に信号以外のものを見た

 

 

そんな日のことを思い出しながら気持ち悪さを呼び起こす揺れに耐える

 

かくいう私も、深夜誰もいない横断歩道で信号待ちをするタイプなのだけど

 

べつに特別な信仰がある訳じゃない

こういう些細なことで自分の罪悪がちりつもになっちゃうのが馬鹿らしくて

 

その時間が馬鹿らしいって人もいるだろうね

 

それぞれだ〜

 

 

こういう詩を見て、自分なりに「こういうことかな?」「それとも…」って思考を巡らせてる時間ってとっても楽しくないですか?

 

作者の意図を聞いて、ああなるほどそうなんだってなるのも楽しいけど

 

色んな人が色んな解釈の仕方をしているのを見ていると

にんげんっていいな、なんて思う

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(それともこっちかな)

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昔から人の考え方や価値観を聞いているのが好きだった

国語も、読書も、とても好きだった

どんどんそういうものを取り入れて、自分の脳みそが素敵なものになっていく感覚が好きだった

 

 

気がついたら本を読む習慣がなくなっちゃったな

 

成長するにつれて、好きなことに没頭できる時間って減っていってしまう

大学生はたくさんそんな時間が手に入ると思ってたけど、勉強課題資格バイトそんなものに追われて何もなせてない

 

学科、間違えたな〜っっ

 

 

 

さて、明日はこんなに夜遅くはならないかな

ならないといいな

 

頑張ろ〜

 

 

おやすみなさい ☁